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ホーム > カスタマー・ハラスメント行為に対する基本方針

POLICY PURPOSE

はじめに

公益財団法人自転車駐車場整備センターは、自転車、原動機付自転車及び自動二輪車(以下「自転車等」という。)のご利用者さまの利便の増進並びに道路交通の安全と円滑化を図るため、自転車等駐車場の整備に関する事業等を行い、もって地域社会の健全な発展に寄与することを目的としています。
一方で、当財団の自転車等駐車場をご利用されるご利用者さまの一部には、暴行、脅迫、ひどい暴言、不当な要求等のカスタマー・ハラスメントに該当する迷惑行為が見受けられることがあります。これらの行為は、安全で質の高いサービスの提供を担う当財団で働く就業者の尊厳を傷つけ、安全で働きやすい職場環境の悪化を招くものです。
当財団は、ご利用者さまからのご意見・要望に対して、これからも真摯に対応してまいります。しかしながら、カスタマー・ハラスメントに該当する行為に対しては、毅然とした対応を行い、当財団で働く就業者一人ひとりを守ることも、継続的に安全で質の高いサービスを提供していくためには不可欠と考え、「公益財団法人自転車駐車場整備センターカスタマー・ハラスメント行為に対する基本方針」を以下のとおり策定しました。

■カスタマー・ハラスメント行為の定義

駐輪場等のご利用者さまからのクレーム・言動のうち、要求内容の妥当性が認められないもの、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであり、当該手段・態様により、当財団で働く就業者の就業環境が害されるおそれがある行為。

【該当する行為】

以下の記載は例示であり、これらに限られるものではありません。
  • 身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)や威圧的な言動
  • 継続的な言動、執拗な言動
  • 土下座の要求 ・拘束的な行動(不退去、居座り、監禁)
  • 差別的な言動、性的な言動
  • 当財団で働く就業者個人への攻撃や要求
  • 当財団で働く就業者の個人情報等の SNS/インターネット等への投稿(写真、音声、映像の公開)
  • 不合理又は過剰なサービスの提供の要求
  • 正当な理由のない商品交換、金銭補償の要求、謝罪の要求

■カスタマー・ハラスメントへの対応姿勢

当財団は、働く就業者一人ひとりを守るため、カスタマー・ハラスメント行為が行われた場合には、その中止の申入れその他の必要かつ適切な措置を講じます。さらに、悪質と判断される行為を認めた場合は、弁護士・警察等のしかるべき機関に相談のうえ、厳正に対処します。

■当財団における取り組み

  • 本基本方針による企業姿勢の明確化、当財団で働く就業者への周知・啓発
  • カスタマー・ハラスメントへの対応方法、手順の策定
  • 当財団で働く就業者への教育・研修の実施
  • 当財団で働く就業者のための相談・報告体制の整備
令和7年4月
公益財団法人自転車駐車場整備センター
理事長 樺島 徹