自転車駐車場整備センターでは、平成3年から、各地方公共団体が撤去した引き取り手のない放置自転車などを集めて仲介団体を通じて発展途上国の交通機関・交通手段が整備されていない地域等に対して無償で譲渡しております。自転車は使用可能なものを選別し、組立技術の指導訓練をする目的や輸送効率を高めるため車体を解体して送ります。また、継続的に中古自転車の組立・修理をして有効に活用できるように、専用の工具類、新品のタイヤ、チューブ、ブレーキワイヤー、エアポンプ等の部品もあわせて贈与しています。しかし、自宅から学校まで距離があるため徒歩での通学が困難な子ども達は依然として多く、供与先からの要望は今後も見込まれている状況です。
1.保管所で自転車を使用可能か1台ずつ丁寧にチェックし、選別作業を行い、倉庫で保管します
2.輸送時の積載効率向上と、現地での組立技術の指導訓練のため、自転車は解体して送ります
3.20フィートコンテナに自転車200台を積むことができます。継続活用のため、工具や補修部品も一緒に送ります
4.新たな供与先に自転車を送る際には技術指導員を派遣し、現地関係者に組立方法などを教えます
5.完成した自転車は主に学生の通学用として地域の学校に供与し、生徒に貸与されます
【お問い合わせ】 TEL03-6262-5320(総務部直通)